早朝に摂取したほうがよい理由とは

■どうして寝覚めの早朝に青汁が最適?

口コミでも、製品やメーカーによっては説明書やパンフレットなどに、「朝起きたばかりの早朝の時間帯に、真っ先に青汁を摂取するのが最適」といった紹介などがよくみられます。
ですが、それは一体どうしてなのでしょうか?

■人の体内サイクルによる血流量に着目

とくに人の体には、もともと一定の血圧上昇などの、生活上での動きや、天候、食事などだけに影響を受けないリズムが存在しています。
この体内サイクルの大部分を支配しているのが、日光などの光による視覚や発熱などによる環境からの複合的な情報や状況と、体内やその周辺にある重力バランスなど。
具体的には、生活するときの寝る起きているといった姿勢や、動きによる脈拍その他の変化などによる刺激との連動が多くみられます。

この血流量が一番落ち着いている状態から活発に活動を始めるのが、朝起きた時。
人によって上昇する速さや所要時間は異なりますが、これから様々な栄養素やエネルギーを必要とします。
この状態が身体のなかでも食事によるエネルギーですぐに利用できる量が、一日の中で少ない時間帯となっている人が一般的。
そのため速やかに青汁の中にある成分を吸収しやすくなるといわれています。

■血糖値が最も低いのは起床時

とくに空腹時からすぐに炭水化物など糖にかわりやすい食品をとると、血糖値は急激に上昇します。
野菜にも多く含まれている食物繊維は、食品の中でもこの血糖値の上昇を緩やかにしてくれる効果的な食品。
通常の青汁の中に多く含まれる食物繊維の効果で、このあとの食事による血糖上昇を抑え、太りにくい食事環境を整えます。

また、空腹時に摂取した食物繊維が、食事と一緒に腸の特定の場所に集中して届くことで、便秘への直接的な効果も期待できます。
胃の中ではその食物繊維によるかさが満腹感を適度に与えてくれるため、胃の中で物理的に朝の食べ過ぎを防いでくれるといった効果を指摘する研究などもあります。