青汁+マルチビタミンを飲む!

■青汁だけだと効果がいまいち感じられない・・・そんな悩みに

日常の食生活の野菜不足を補って、すこやかな毎日をサポートしてくれる青汁。
でも極端な食生活の偏りや、忙しくて食事がうまく撮れない時に飲む青汁・・・この豊かな成分がしっかり体に吸収されているのか、不安になることはありませんか?
こんなときに、青汁にマルチビタミンを追加すると、ぐんと青汁自体の吸収効率もUPして、また、マルチビタミン自体の成分による効果でもメリットが盛りだくさんです。

■リービッヒの最小律

小中学校で習う栄養摂取の仕組みとして「生物はいちばん足りない栄養素の部分に比例するところまでしか利用できない」というそれぞれの栄養素が吸収し利用できる量を表した、割れた桶の絵などを見ることがあります。
これは、「ドベネックの桶」といい、同じくこちらも学校で習う「リービッヒの最小律」に基づいた考え方です。

多めに摂取してしまって、体内で処理されなかった成分は、尿や便としてそのまま排出されてしまいます。
青汁でも、原料によっては、とくに偏ったビタミンやミネラルが突出しているものもありますが、食事と併せてもバランスが取れない場合、こういった成分は排出されてしまいます。

このバランスを補えるのが、マルチビタミン。
ビタミンB、D、E、Cなどを中心に、この体内で吸収後に使われる各種栄養素を、より吸収して利用しやすくするためのベースサプリメントなどとして、多く推奨されています。

通常はタブレットやソフトカプセル、カプセルなどが多く、自分にとって最も飲みやすい形状のものを採用するのが良いでしょう。
またそれぞれの食事の前の空腹時や、食事と食事の間の空腹時などに青汁を飲むことが多いスケジュールなら、とくに脂質などと一緒に吸収されることも多いマルチビタミン剤だけに、牛乳や豆乳、アーモンドミルク、米乳など、多少の脂質を含んだ製品とあわせて飲むのが理想的。

サプリメントも食事と一緒にとることで、ゆっくりと消化されていき、長くじわじわと吸収させて長持ちさせることもできるので、このあたりの関係性もあわせて考えて、改めて青汁を飲むスケジュールをたてなおしてみるのも良いでしょう。

青汁、マルチビタミン、食事・・・それぞれに長持ちさせる摂取の方法、余すことなく摂取するための成分のバランス、飲みやすさなど、自分が何をメインに据えて、青汁による栄養摂取を行いたいと考えているかによっても、配慮したり調整するポイントは異なりそうです。

たとえば、空腹時のサプリは説明書などにもあるように、胃腸の負担になる方も。
これを避けながら、青汁、マルチビタミン、食事の成分と硬貨を長持ちさせながら、じわじわと無駄なく吸収したいなら、食事の間にサプリメントをとって、食事後30分程度のところで青汁をといった方法でも、無駄なく不足分の栄養を存分に吸収活用してくれそうです。

朝いちばんの空腹時活用なら、ある程度は排出されることを見込んで、こくのあるたんぱく質を多く含んだジュースや液体との青汁ミックスが、体に優しく、また成分も十分活用できそうです。