青汁の原材料としては大麦若葉・ケール・明日葉といった健康食材が有名です。
しかし最近では色んなものを原材料としている青汁が発売されており、その中にはローヤルゼリーが入ったものがあります。
ローヤルゼリーも健康食材として有名ですが、どんな成分が入っているのか、どうやってできているのかということはあまり知られていないと思います。
今回はローヤルゼリーとはどういうものなのか、またローヤルゼリーに含まれている成分とローヤルゼリーが入った青汁の特徴を紹介していきます。

ローヤルゼリーとは女王蜂になる幼虫が食べる栄養源のことです。
女王蜂だけではなく働き蜂でもローヤルゼリーを食べることはありますが、生後数日しか食べることができません。
しかし女王蜂になる幼虫であればずっと食べ続けることができます。
つまり女王蜂になれる蜂は生まれた時点で決まっているということでもあります。
そのためローヤルゼリーは別名「王乳」とも呼ばれ、一個の巣からわずかにしか取れない貴重な蜂蜜となっています。
そんなローヤルゼリーには普通の蜂蜜よりも栄養がたくさん含まれており、美肌効果や健康増進にも効果があります。

ローヤルゼリーにはタンパク質、アミノ酸など様々な栄養素が含まれていますが、その中でも特にデセン酸という成分が注目されています。
デセン酸とは食材の中ではローヤルゼリーにしか含まれていない脂肪酸の一種でありまだ解明されていない部分が多い成分ですが、血糖値やコレステロール値・皮脂の分泌を抑え、殺菌作用や免疫力の低下を抑えるなどといった効果があります。
女性ホルモンと似た働きも持っているので、更年期で女性ホルモンが不足し、体調が悪くなっている女性におすすめです。

ローヤルゼリーが入った青汁には美容・健康に効果的な成分が豊富に含まれています。
さらにローヤルゼリーには良質のタンパク質があるので、ケールや明日葉などを使用している青汁には含まれていないタンパク質を摂取することもできるので、ダイエット中の人にもおすすめです。